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ここでは香りをブレンドする際に意識したい重要な3つの分類について簡単に説明していきます。
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香りの種類が7つに分類されるのと同時に、精油によって香りが広がる速度(揮発速度)と香りが残る時間(持続時間)が異なるため、大きく3つの分類に分けることができます。(フランスの調香師ピエスにより分類/定義) |
香りの種類が7つに分類されるのと同時に、精油によって香りが広がる速度(揮発速度)と香りが残る時間(持続時間)が異なるため、大きく3つの分類に分けることができます。(フランスの調香師ピエスにより分類/定義)
【トップ】
揮発速度が高く、約10分~30分程 (主に柑橘系)
初めに立ち上る香り。
レモン
グレープフルーツ
オレンジスイート
ベルガモット
バジル
【ミドル】
保留性と香りの強弱共に中ぐらい、30分~2時間
トップノートとミドルノートを繋ぐ役割もあり、香りの中心となります。
(トップ~ミドルにかけて)
ペパーミント
ローズマリー
シトロネラ
レモングラス
パルマローザ
ティトリー
ユーカリラジアータ
ジュニパーベリー
ブラックペッパー
(ミドル)
クラリセージ
ラベンダー
ローズゼラニウム
フェンネル
サイプレス
(ミドル~ボトム)
イランイラン
フランキンセンス
ローズウッド
シダーウッドアトラス
【ボトム】
揮発性が遅く保留性の強い香り、約2時間~半日
最後まで香りが残ると同時にずっしりとした印象を与える種類。
パチュリ
ベチバー
ベンゾイン
アロマをブレンドしたことがない方や、複雑な香りにしたくない方は
【トップ】に分類される精油だけ、もしくは【トップ】【ミドル】に分類される精油を選んでブレンドすると軽やかでクセのない香りに仕上がります。
反対に何度かアロマブレンド経験あり、もしくは香りに層を持たせたい方は
【トップ】【ミドル】【ボトム】と3つの分類を意識しながら組み合わせると、複雑で深みのある香りが出来上がるでしょう。
文:ブレンドラボスタッフ 福井