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COLUMN

コラム

クラリセージ()


科名:シソ科
香りの種類:ミドルノート
香りの効能:強壮作用、抗うつ作用、ホルモンバランス調整作用
香りのイメージ:スパイシーで甘さがある、温かみのある落ち着いた香り
相性の良い精油:カルダモン/ラベンダー/ゼラニウム/スパイス系/柑橘系

フランスやイタリア、ロシアなどといった国が主な産地で、標高1000mほどの石灰質、砂質の土壌でよく育ち、うす紫からピンクの花を初夏に咲かせる高さ1mほどの植物。マスカットワインの風味付に使用されるため、マスカットセージとも呼ばれる。

同じSalvia属の植物であるセージSalvia officinalisと間違えないように注意。

神経を強化して安定させるのでイライラや感情的な緊張を抱えがちなときやホルモンバランスが乱れがちだと感じたときに調整する作用があるとされている、女性向きの精油のひとつです。

精神的に不安で本質が見えなくなってしまっているときに、頭ではなく直感で行動することを思い起こさせてくれる香り。刺激と鎮静の両面を持った香りで緊張を和らげると同時に多幸感をもたらしてくれます。

クラリセージを柑橘系やローズ、ラベンダー、ゼラニウムなどとブレンドして、ルームスプレーなどで空間に香りを拡散させて芳香浴をするとよいでしょう。

芳香成分に女性ホルモン(エストロゲン)と似た作用があり、経通作用があるとされるため、妊娠中、ホルモン治療中の人への使用は避けること。車の運転や集中したときにも避けた方がよい。