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ティートリーはオーストラリアの湿地に自生する、5月~6月頃に細長い葉と羽毛状の白い花が咲く7mほどまでに成長する常緑樹。
幹を切り倒しても2年後にはまた伐採できるほど育成スピードが早く、非常に生命力が強い植物です。
オーストラリアにイギリスの探検家キャプテン・クックが上陸したとき、先住民アボリジニがティートリーの葉のお茶で、もてなしたことから「お茶の木」が名前の由来だといわれています。
別名メラレウカとよばれ、オーストラリアの先住民族アボリジニは古くからティートリーの葉を粉砕して咳や風邪の治療や、傷薬、抗菌効果を期待した抗菌薬などの万能薬として愛用、樹木はカヌーの材料として利用していたといわれています。アボリジニに伝わる「プリンセス・エレマニのティートゥリー」の中に出てくるのもティートリーです。
現在オーストラリアの多くの家庭では、ティートリーが常備薬として薬箱に入っているのも有名なお話。ボタニカルの洗剤やシャンプー、クリームなどにもティートリー精油が配合されています。
ティートリーの精油の主成分であるテルピネン-4-オールは、優れた抗感染作用や免疫力アップの働きがあり風邪やインフルエンザなどの感染症予防に期待ができます。外出のときには、自分のマスクの外側にスプレーすることで抗菌になります。
また、風邪の初期症状が見られたときには、芳香浴などをすることで症状を和らげる効果が期待できるそう。
気持ちを穏やかに落ち着かせ深いリラックス効果が期待できるティートリーの精油は、疲労を軽減させるため、リラックスしたいときにもおすすめです。